【FP解説】年金の「知らないと損!」 病名の確定診断日が初診日?(障害年金)

2020年03月22日
障害年金
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障害年金を請求した場合に「病名の確定診断日が初診日?」に関するニュースです。


【FP解説】年金の「知らないと損!」 病名の確定診断日が初診日?
2020.03.21 ファイナンシャルフィールド
https://financial-field.com/pension/2020/03/21/entry-72895

全員が加入しているにもかかわらず、学校でも習わないし、周りに知っている人も少ない年金制度。
そのような理由からか、「さあ、もらおう」とすると、すでに手遅れになっている場合も。

「しまった!」と、ほぞをかむ思いをしなくてもすむように、
あらかじめ知っておきたい知識の数々をお伝えします。
第11回は「病名の確定診断日が初診日?」です。


ほんの3、4年前からの取り扱い
慢性疲労症候群、線維筋痛症など、いわゆる難病とされる病気で障害年金を請求した場合に、
病名の確定診断日が初診日として認定されるケースが多くなっています。
日本年金機構がそのように判断しているのです。

ところが、こうした取り扱いが行われているのは、ほんの3、4年前からのこと。
かつて、障害年金の請求を検討したものの、初診日が判明しなかったり、
初診日が分かっていても保険料の納付要件が満たされなかったりして請求を断念した人も、
あらためて障害年金の請求を考えてみてはどうでしょうか。


初診日の考え方
障害年金の初診日とは、障害認定基準によると、「障害の原因となった傷病につき、
初めて医師または歯科医師の診療を受けた日」とされています。

そして、年金事務所の職員向けに配布されている業務の手引書(※1)にも「傷病名が確定しておらず、
対象傷病と異なる傷病名が記載されていた場合であっても、同一傷病と判断される場合は、
他の傷病名の初診日が対象傷病の初診日となります」と書かれています。

したがって、例えばA病院で不眠症と診断され、
後日B病院を受診して同じ症状でうつ病と診断された人が障害年金を請求する場合、
初診日はA病院を初めて受診した日となるのです。
A病院の診断が誤診であった場合でも、同じ症状で受診しているのでA病院となります。


運用で対処している
一方、前述の難病とされる病気の初診日の取り扱いは、これらの規定とは異なります。
厚生労働省や日本年金機構は、こうした対応を公式には明らかにしていません。
法令ではなく、運用で対処しているわけです。


批判の声、支持の声
このため、関係者の間で「従前からの運用と異なっており、障害年金が受給できなくなるケースが発生する」
「裁定請求の時期によって不公平が生じる」などの批判の声があります。

一方、難病とされる病気の場合、
確定診断を求めていろいろな病院へ行くドクターショッピングをする人が多いことなどから
「症状を自覚して初めて受診した日を正確に把握するのは極めて困難」
「障害年金の認定担当者によって判断にばらつきが出るよりも良い」など支持する声もあります。


障害年金の額に関係する場合も
初診日の判断は、受給する障害年金の額にも関係します。
体調に異常を感じたときは会社勤めで厚生年金保険に加入していたのに、
病気のために退職した後で確定診断が出た場合は、そのときが初診日となり、
おそらく国民年金に加入中でしょうから、年金額が少なくなってしまいます。

障害の程度が障害等級3級相当だったりすると、国民年金では障害年金そのものが支給されません。

厚生年金保険に加入中のままで確定診断が出た場合は、
年金額の計算で用いる被保険者期間の月数が一般的には多くなって有利ですが、
退職をされた方の場合、厚生年金保険に加入中のままの人は多くはないと思われます。


化学物質過敏症なども
病名の確定診断日が初診日として認定されるケースには、
前述の病気以外にも化学物質過敏症、脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症)などがあります。

ただし、脳脊髄液減少症は交通事故などで頭や体を強打したことが原因になりやすいためか、
厚生労働省は2019年12月に、
事故の日を初診日と認定する場合があることを明らかにした通知文(※2)を出しています。

(※1)「国民年金・厚生年金保険障害給付(障害厚生)受付・点検事務の手引き」(平成28年4月版)
(※2)「脳脊髄液漏出症に係る障害年金の初診日の取扱いについて」(事務連絡、令和元年12月18日)


執筆者:和田隆
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、特定社会保険労務士、社会福祉士
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
先進医療実施 診断基準(2012年) (1)
学校における脳脊髄液減少症(文部科学省) (1)
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┣  エンドルフィン分泌(音楽療法) (2)
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┗  頭部抜け毛・白髪・皮膚乾燥 (1)
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石灰化上皮腫 (1)
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動悸・手の振るえ(振戦)チック症状  (2)
心臓・動脈硬化・スモールハート (1)
高血圧 (3)
微熱・悪寒・高熱 (1)
冷え性・体温調節機能・汗腺機能 (6)
疲労・倦怠感・易疲労 (5)
脳疲労・ブレインフォグ (9)
睡眠障害 (9)
睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
むずむず脚症候群 (1)
高次脳・視空間認知力低下 (1)
めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
┣  ED症状 (1)
┗  女性化乳房症(男性) (1)
無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
┣  月経前不快気分障害「PMDD」 (1)
┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
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