脳脊髄液減少症の水分補給には何が良いのか

2013年05月25日
水分補給・脱水 3
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「脳脊髄液減少症」の患者さんは、普段から体が脱水状態に陥りやすい事と
髄液産生・循環の目的の為にも水分補給は必要になってきます。
普段の食事から摂取される以外に、2リットルは摂取しなくてはいけません。
2リットルといっても実際に飲んでみますと、なかなか飲めるものではありません。
お腹はチャプチャプになり食欲も無くなってしまうものです。

普段はお水か麦茶をコップに一杯程度で、
水分補給は、こまめにゆっくりと口に含ませて飲みます。
体のだるさや頭痛の痛みがひどい時や体が熱っぽく感じた時は
オーエスワンを300~500mlを飲むと緩和されてきます。
このように体調に合わせて種類や飲む量を変えてみると水分補給の効果を
実感できると思います。

普段は体調に合わせて、
水 麦茶 牛乳 ミロ はと麦茶 無塩トマトジュース 野菜スープ ワカメスープ
梅昆布茶 レモン水 豆乳 スポーツ飲料 オースワン(OS-1)等を飲んでいます。

また、どのように水分補給をしたら良いのか?
基本的に普段の水分補給は「水か麦茶」でいいと思いますが、
それ以外に「スポーツ飲料」を飲まれている方が多いと思います。

<スポーツ飲料は2種類に分かれています>
1 アイソトニック  (ポカリスエット・アクエリアス等)
2 ハイポトニック  (ポカリスエットイオン・アミノバイタル・アクエリアスレモン等)
※2番のハイポトニックの方が 糖分が少なめになっています
<その他>
3 飲む点滴  (OSー1 オーエスワン)
4 点滴

一般的には、これらで水分補給されている患者さんが多いと思います。

スポーツ飲料は、あくまで運動前・運動時・運動後に失われた電解質を、
すばやく体に浸透され取り入れる目的であります。
なので運動を取り入れられずに、安静にしている患者さんが水代わりに
スポーツ飲料ばかりをガブガブ飲んでしまうと「糖分」の取りすぎになり兼ねません。
これらの理由でスポーツ飲料は3倍に薄めて飲むように言われていますが
薄めてしまうと糖分以外の成分も薄まってしまいます。
栄養素が吸収および効率よく活用されるように成分が開発されているのですから
薄めてしまっては効果が発揮される保証はありません。
水だけよりナトリウムイオンやブドウ糖があったほうが水の吸収が良いのです
薄めるくらいなら他の糖分の少ないものを利用される方が良いと思います
スポーツ飲料もオーエスワンも薄めずにそのまま飲む事が大切です。
このように上手に取り入れる必要があると思います。

スポーツ飲料は「糖分を」含んでいます。オーエスワンは「塩分」が含まれています。
なので高血圧・糖尿病・腎臓疾患等を抱えている患者さんは、医師の判断のもとで
摂取する量を伺ったほうがいいと思います。
スポーツ飲料やオーエスワンは、そのままを飲むからすばやく体に浸透されるのであって
イオン飲料を薄めると水分補給効果が小さくなり効果がありません。

<水分がカラダへ吸収される速度を考慮する>
体に浸透するスピードに違いがある
1 胃から腸に移動する速度
2 腸管での水分吸収速度
早い→ゆっくり
1 点滴  2 オーエスワンス  3 スポーツ飲料  4 水

この順番で体に水分が浸透されるスピードが違いますので
うまく取り入れると効果的に水分補給が出来ると思います。

「脳脊髄液減少症」の患者さんにとって大事な水分補給。
水分補給していても効果の実感があまり得られない方は工夫していくと
実感が得られると思います 
スポーツ飲料やオーエスワンだけを飲み続けるのは危険です。
体調に合わせて飲み物を変える事が必要だと思います。

水や他の飲み物も含めて摂取する(味噌汁 牛乳 ミネラル入り麦茶 スープ 梅昆布茶など)
塩分・糖分・アミノ酸・クエン酸を摂取する事が大切です。

個人差があるので自分に合ったものを見つけないといけません。
何を飲むのか、どのくらいの量を飲むのか、どんな時に点滴にするのか
ご自身により効果的に水分補給が出来るように見つけていきましょう。
また、水分を取り込むだけではなく利水効果も役に立つと思います。

参考記事クリック→>気象病・気圧変動で起こる脳脊髄液減少症の症状悪化対策に利水効果
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です

コメント3件

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2013年05月25日 (土) 13:14

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2013年05月26日 (日) 15:48

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2013年05月27日 (月) 13:14
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