子どもの脳脊髄液減少症は自律神経症状を訴える

2014年08月10日
子どもの脳脊髄液減少症
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子供達も夏休みに入り、行楽地などへ出かける機会も増えてきますが、

特にプールなどは滑りやすく、転倒の危険があります。

思わず転んで尻もちをついた。飛び込んで水面に体を強く打ちつけてしまった。

遊びに夢中になり、水分補給を十分に行わずに、熱中症や脱水症の危険もあります。

頭痛・倦怠感・吐き気・めまい・体がふらふらする・食欲不振・・下痢・微熱などが出て、

具合が悪いと訴えてきた時には、他の病気の疑いと共に、 

「脳脊髄液減少症」の疑いも入れて欲しいと思います。


「脳脊髄液減少症」は、主に体に何かしらの衝撃を受けた後に発症しやすいのです。 

頭・首・背中・腰などに衝撃を受けた後から症状が出てきます。

まさかこんなことで発症するの?と思う衝撃が、原因である事が多くあります。

たとえば、プールサイドで滑って転んで尻もちをついた。頭・首・背中・腰を打ちつけた。

サッカー・バレーボール・バスケットボールでの衝突・転倒。 

ボールが顔面・頭・背中・腰に強く当たった。

柔道や剣道でも、同じように頭・首・背中・腰などに強く衝撃を受けた。

友達とふざけていて壁に頭をぶつけた。なぐられた。階段から落ちた。 

組体操をしていて落下した。自転車に乗っていて転んだなど。

日常生活の中で、このような事があった後から、

なんだかおかしい、具合が悪い

訴えるようになった場合はご注意ください。

まさかこんな事くらいで~、と思ってしまう原因で「脳脊髄液減少症」を

発症してしまう事があるのです。

また、原因不明でも発症する場合がありますのでご注意下さい。


これらの衝撃を受けた直後に、症状が現れずに、日にちが経過してから

突然朝起きると頭が痛い、めまいがする、立ち上がるとふらふらする、体がだるい、

吐き気がして気持ちが悪い、眠れなくなった。などと訴えてきて朝起きられなくなってきます。

自律神経の乱れから起こる症状を訴えるようになります。 

そのために、学校など行けなくなります。

何が原因で症状が出ているのか解らなくて、体に衝撃を受けた事など忘れていたり、

それらが原因なのかもと疑う事もないのです。

誰にでも起こりがちな、頭が痛い 吐き気 めまい ふらふら だるいという症状です。

小児科で診てもらって、自律神経失調症・片頭痛・起立性低血圧・起立性調節障害・心身症

体位性頻脈症候群(POTS)・脳血流低下・異常な首や肩のこりなどの疑いは言われますが、

「脳脊髄液減少症」の疑いは、かけてもらえません。


問診で「脳脊髄液減少症」の特徴である、外傷後に起立性頭痛があり、体を横にすると

症状が和らいだり消失したり、起き上がると症状が強く出てしまうなどの特徴があれば、

知識のある医師によっては、疑いをかけてもらえると思いますが

これらの起立性の特徴もない場合は、ただ頭がずっと痛い、鎮痛剤も効かない

吐き気がする、体がだるくて横になっていないといられない、ふらふらすると訴えるだけです。

皆さん自身が「脳脊髄液減少症」という病気がある事

また、その原因・症状の知識を持つ事で、自ら疑いを持つ事が出来ます。

ご自身や子供さんに症状が出た時に疑いを持てば、

早期に「脳脊髄液減少症」の検査を受ける事が出来ます。

「脳脊髄液減少症」は、早期に発見し検査を受けて治療をする事が非常に大事なのです。

早期に治療が受けられれば、予後の回復も良いですし、完治も期待できます。


「脳脊髄液減少症」は、子供でも大人でも健康な人の誰もが、突然なりうる病気です。

主に、何らかの外傷(体に衝撃を受ける事)で突然発症します。 

交通事故・追突事故・スポーツによる外傷・転倒・転落・尻もち・暴力・出産・脱水が原因

また原因不明の場合もあります。


<発症初期の対処方法>

お子さんが、何らかの外傷後に症状を訴えた場合は、保存的療法をおこないます。

水分補給をこまめに、1日に2リットル摂取します。

オーエスワンなどの経口補水液などを摂取します。

食事・トイレ・シャワー以外は、安静に横になり続けて
 
「脳脊髄液減少症」の検査を受けられる病院を受診して下さい。


「脳脊髄液減少症」の検査と治療を受けられる病院は限られています。

症状に関しては、子供も大人も同じ症状が出ます。

参考記事クリック→起立性調節障害に潜んでいる病気は子どもの脳脊髄液減少症

  
高校生の時に「脳脊髄液減少症」を発症しました。

いたずらによる、椅子引きによる尾骨骨折と、スポーツによる外傷が原因でしたが

当時は、外傷を受けた直後に症状が出なかったので、

まさか原因が、これらの外傷によるものだとは、わかりませんでした。

頭痛はなく、手の振るえ 微熱 吐き気 めまい 動悸 不眠 だるさが最初に出始めて、

じわりじわりと長い年月をかけて、どんどん症状が増えて悪化していきました。

成長期であった事と自律神経症状が出ている事で、自律神経失調症・起立性調節障害

などと誤診され続け信じていましたが、しまいには、精神的なものからだと言われました。

年数をかけて、どんどん悪化して、寝たきり車椅子生活にまでなってしまいました。

「脳脊髄液減少症」と診断されるまでに、10年もかかってしまいました。


早期に診断され、保存的療法(点滴と安静)による治療や、ブラッドパッチの治療を

受けられていたら、このような長い年月、苦しむ事にはならなかったと思います。


子供の夏休み期間は「脳脊髄液減少症」を発症する危険が、たくさん潜んでいます。

「脳脊髄液減少症」の知識を、自ら身につけられて、 

お子さんが、いち早く検査・治療を受けられるように願っております。

こちらをクリックしてご覧下さい→脳脊髄液減少症・子ども支援チームの患者会があります

こちらでは、子どもの脳脊髄液減少症患者さんの情報が豊富です。

また、子どもの脳脊髄液減少症に関する、情報の冊子なども購入できますので、

小学生から高校生までの患者さんの親御さんは、ご参考にされると良いと思います。
 
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
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┗  アーレン症候群 (2)
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耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
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APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
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頻尿・膀胱炎 (3)
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外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
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小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
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神経障害性疼痛 (7)
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