気圧の変動による脳脊髄液減少症の過眠症状、体液の恒常性維持や水分調整

2015年01月09日
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン)
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<気温・湿度・気圧変動の影響で体調が悪化する>
「脳脊髄液減少症」を発症すると気温や気圧・湿度などの気象条件の変化が引き金となって
体調が著しく悪くなる傾向があり、症状の悪化が見られます。
特に湿度が高くなる時期や爆弾低気圧が発生する時期は、過眠傾向になりやすくなります。
天気が崩れる前や低気圧が近づくと症状が悪化する現象が起きやすくなります。
また、低気圧が近づいてくる時ばかりではなく気圧の下降・上昇時
気圧の谷がきつい、という場合もあります。

<気圧の変化を感じるのは内耳で感じる>
気圧が低下すると交感神経の興奮が高まり血流や感覚を変化させて
痛みやコリ感、しびれやむくみなどを誘発する原因となりやすく
また、圧が下がる時に痛みへの反応が強くなる為、天候だけではなく
飛行機の離陸後など、急に機内の気圧が低下する時やドライブで高い山に登ったり
新幹線に乗車中トンネルに入る瞬間や高速エレベーターなどで症状が悪化しやすくなります。
頭痛 吐き気 めまい 耳痛 耳鳴り 耳閉鎖感 体の痛み 倦怠感などの症状が強く出てしまいます。

<外リンパ瘻(ろう)と脳脊髄液減少症の関係>
また、天気や気圧の変動時に影響を受けやすいだけではなく
ブラッドパッチ治療を受けて他の症状が改善されてきているのに
耳からの症状が何年も治らない場合は、
(頭痛 吐き気 めまい ふらつき 耳痛 耳鳴り 耳閉鎖感など)
「外リンパ瘻(ろう)」の検査を視野に入れる事も大切かと思います。

「外リンパ瘻」と「脳脊髄液減少症」は原因も症状もそっくりなのです。
「脳脊髄液減少症」と同様で専門医でなければ正しい検査と治療が受けられません。
耳の中の外リンパ液(脳脊髄液)が漏れ出す病気です。
脳脊髄液減少症の患者さんが併発している場合がみられます。

外リンパ瘻については、こちらをクリックしてご覧下さい。
https://www.jikeikai-group.or.jp/shinsuma/visitor/specialty/otolaryngology/perilymph/

<気圧と体内水分バランスの乱れ>
「脳脊髄液減少症」だと診断されずまだ解らなかった時期に、
髄液が漏れている状態で知らずに飛行機に乗っていました。 
離陸した瞬間から頭が締め付けられ強い頭痛が発生し耳の中で鼓膜が、
破れそうな痛みとパチンと弾ける音がしていました。冷や汗が出てきて苦痛でした。
自分の病気を知らない中で、飛行機に乗り症状の悪化をもろに経験していました。
自分は、飛行機に弱いのだとずっと思い込んでいましたが、 
診断されてからは、このような現象になる理由がようやくわかったのです。

気圧とは、外から体を押す力のことで気圧が下がるとこの力が弱まり
全身の血管から外側へ水が漏れ出てくるので、
皮下のむくみが起こりやすくなり体の水分バランスが崩れる事で
顔や瞼や手足がむくむなどの症状が出やすいのではないかと思われます。

脳や体にむくみが発生する事と自律神経の乱れから様々な影響が出て
喘息などが誘発されたり鼻づまりやカラ咳が出たり息苦しさを感じたり
喉の違和感・頭痛・体の痛み・めまい・吐き気・倦怠感など、 
その他多くの「脳脊髄液減少症」による症状が影響を受けてしまい
脳の血管や神経も圧迫されて血行が悪くなり冷えや胃腸機能の低下
痛みなどが強く出てしまい体調が悪化してしまうのかもしれません。

<ブラッドパッチ治療前は、気圧の影響を受けているとは、わからなかった>

「脳脊髄液減少症」だと診断されるまでは、
常にMAXで毎日、具合が悪くてR1残存率も髄圧もひと桁の
髄液が、だだ漏れ状態で治療も受けられずに症状が緩和する日が無く
24時間MAX状態で過ごしていた為に、横になって寝ていても何も緩和する日もなく
症状が天気や気圧に左右されているなどとさえ感じる事もわからずに
毎日症状が強いだけの辛い日々でした。 
ところが、ブラッドパッチの治療を受けてから初めて症状が緩和される日が
出るようになってから雨が降る前や風が強い日冬型の低気圧などに
影響を受けて頭痛 吐き気 めまい 倦怠感 背中と肩甲骨周り 関節の痛み
四肢の痛みが強く出るようになる現象がわかるようになったのです。
治療を受けてからの回復期に出る現象となったのです。

<爆弾低気圧が発生すると、過眠症状が出る>
ブラッドパッチを受けてからは徐々に天気や低気圧に症状が、
ゼロではありませんが、ほぼ左右されにくくなってきました。
そして、爆弾低気圧が発生すると「過眠症状」が出るようになってきたのです。
以前の記事にも書きましたが、この現象は自己防衛反応が起きているように思います。
先日も爆弾低気圧が発生しましたが、過眠症状が出る現象が出ました。
偶然が重なっているようには思えません。
この時の眠さは、脳が眠いのです。
自分の意思では止められない眠さであり意識が遠のくような眠りに入ります。
外は大荒れなのに、こんこんと眠り続けているので体調を崩す事がなく難を逃れています。

このような現象が起こるようになり普段の天気には影響を受ける事がほぼ無くなり
爆弾低気圧のような大きな気圧変動時は過眠症状が出る事で
体調の悪化を防ぐように変化してきたのではないかと思います。

<体液の恒常性の維持や水分調整の改善>
水分は体のあらゆるところに存在しています。
低気圧の接近とともに体の水分バランスが悪くなり自律神経が影響を受けて 
気圧に反応して不調となって現れると思うのです。
「過眠症状」を引き起こして体の水分バランスが崩れないように
髄液の産生を促す為に助けているようにしか思えません。

そこで、体液の恒常性の維持や水分調整などがうまく働くように
低気圧のくる前からミネラルを含んだ水分をホットで取り入れ摂取して
利水効果を狙っています。 

また炭酸水なども取り入れて効果を試しています。
これらは実験中なので効果があるのかは、まだまだ結果はわかりませんが、
このように気圧変動が起きる時に試して続けていきたいと思っています。

今年は天気に左右されない体になり爆弾低気圧が発生しても過眠で逃れられ
症状の悪化もなく過ごす事ができてとても体調は良好です。
昨年まで冬場に体調悪化していた自分とは別人の自分がいます。
「過眠症状」が出る事で体は回復へと進んでいるように思います。
体を休めさせて守る為の現象なのかもしれないと体感から思います。
あくまでも個人の現象と体感によるもので個人の感想にしかすぎません。

<追記>
利水効果の実験の結果はこちらに記録しています。クリックしてご覧ください。
記事→気象病・気圧変動で起こる脳脊髄液減少症の症状悪化対策に利水効果
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
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血糖値上昇 (2)
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経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
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