起立性調節障害・起立性低血圧から高血圧に変化した脳脊髄液減少症の血圧異常

2015年07月11日
起立性調節障害
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「脳脊髄液減少症」を発症した15年前、

高校生の時は、起立直後に低血圧の症状が出ていました。

その他にも、毎日、自律神経失調症の症状が出ていたので、

病院では、成長期特有な起立性低血圧だと診断されていましたが、

ずっと血圧が低いままではなかったので、軽症だと言われていました。


成長期だからとか、自律神経失調症だとか、精神的なものだと言われて、

ドクターショッピングを続ける中で、起立性調節障害だと診断されましたが、

現在の起立性調節障害の認識とは、少し違っていて軽視されていました。

「成長期特有な症状だから、大人になれば治るよ」と言われていました。

ビタミン剤や精神安定剤を処方されていましたが、

何年も服用しても治らないので、不審に思い薬を飲むのをやめました。


治らないはずです。

起立性調節障害ではなく、
症状がそっくりな、

「脳脊髄液減少症」からの症状だったからです。
 

 
何年たっても症状が治らず、「脳脊髄液減少症」にたどり着けず、20代で激悪化した頃から、

今度は、高血圧になっている事に気がつきました。

気がついた時には、血圧が150を超えていました。

「脳脊髄液減少症」による、中枢神経障害が原因だと思われます。

起立性低血圧から高血圧という、血圧異常の症状が出てしまいました。


この頃は、発症時には無かった、激頭痛が出るようになっていた時期で、 

高血圧が原因だと思い受診したのですが、薬で血圧をコントロールしても、

1秒も激頭痛が止まる事はなく、高血圧が原因での激頭痛ではなかったのです。

こちらをクリック→以前の記事に書きましたが、高血圧と7年間の寝たきり生活が原因で、

頚動脈エコー検査で、血管の状態が悪くなっている事がわかりました。
 
20代で検査を受けて、なんと60代の血管の状態だと言われたのです。

長い年月の高血圧の影響で、血管が硬くなってしまいました。


先日、循環器内科で、定期検査を受けてきました。

頚動脈エコー検査を受けている時に先生が、  

「あれっ!悪かった所が、良くなってきているよ」とおっしゃったのです。

初めて改善傾向が出てきました。嬉しかったです。

また、高血圧の数値が下がってきているので、もう少し下がったら、

血圧の薬をやめる事が出来ます。 

先生から「まだ良くなると思うから、これからも続けてね」と言われました。


何をこれからも続けるのか! それは食事療法と運動療法です。

20代の寝たきり生活の時に診断されたので、食事療法だけ続けてきましたが、

効果は現れませんでした。その後、2回目のブラッドパッチ治療の効果で、 
 
やっと歩けるようになってからは、有酸素運動の「歩く事」を、 

「脳脊髄液減少症」の自己リハビリとして取り入れてきましたが、

実は、動脈硬化の血管改善に向けての工夫をしてきました。


目的は、歩ける距離を伸ばすという、運動の「量」だけではなく、

運動の「質」を上げる事を、重視してきました。

「質」が高い歩き方とは、同じ1歩でも、運動量の多い歩き方の事です。

「速歩」で歩く事が、若々しい血管を保つのと、筋力アップに効果があります。

なので、歩く速度の強化を進めてきました(インターバル速歩)

インターバル速歩は、筋力アップ・持久力アップに効果があります。


その結果、HDL(善玉)コレステロール値が増えてきました。

(元々正常値に入っていますが、この数値を上げて、バランスを取る事が大事なのです)

食事療法だけでは、改善までには至りませんでした。

やはり、有酸素運動(歩く事)を取り入れて、併用する事が大切だと思いました。


「脳脊髄液減少症」の残存症状の、激頭痛と倦怠感の緩和に向けて、

取り入れているリハビリは、


 ① 音楽を聴きながら運動や作業をして、脳内伝達物質のエンドルフィンを出す。

 ② 自分の体が動けるように、イメージトレーニングをする。

 ③ 汗を出して水分補給をする。水分循環を整える目的の半身浴。

 ④ 有酸素運動を取り入れて歩く事(軽い運動)


音楽も入浴も歩く事も、健康な人ならば、日常的な事柄で、特別な事ではありません。

しかし、音楽も入浴も歩く事も、自分にとっては、 

何を目的とするかで、リハビリに変わってきます。

「脳脊髄液減少症の残存症状」と「高血圧と動脈硬化の血管」の改善に向けて、

音楽も入浴も歩く事も、目的によって変化してくるのです。

リハビリをするには、目的と目標を持つ事が必要です。


起立性調節障害だと誤診され続けて、放置され続けた結果、

「脳脊髄液減少症」を発症して15年間、血圧異常に苦しめられています。


60代の血管状態だと診断されて4年目になりますが、改善への道は諦めていません。

歩く事はとても地味です。継続する事はもっと地味ですが、 

地道に継続してきた事で、改善が見えてきました。

たとえどんなに地味な事でも、地道に継続して進む事は、

「脳脊髄液減少症」の改善にも必要な事だと思っています。

辛い症状を感じるのも自分、耐え忍ぶのも自分、それらを乗り越えようとするのも自分です。



<追記>運動をリハビリに取り入れた結果は、こちらに記録してあります

クリック脳脊髄液減少症の寛解・完治へのリハビリ過程のまとめ(完結)


<注意>自己流リハビリの記事内容は自己の記録であり
 
    他の患者様にお勧めするものではありません

    社会復帰に必要な体の回復を目的としています

       
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です

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