眼球には問題がない目に関わる症状は「眼球使用困難症」と脳脊髄液減少症の関連

2017年09月27日
眼球使用困難症
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眼科で異常なしの目の不快感は「心療眼科」で改善する

2017年9月27日(水) Yahoo!ニュース より 日刊ゲンダイDIGITAL
  
症例の中には「脳脊髄液減少症」の患者さんが含まれていらっしゃるようです。



「まぶしい」「目が痛い」「ぼやける」といった不具合はあるのに、

眼科では「異常なし」と言われてしまう。

そんな時は近年、注目を集めている「心療眼科」だ。


2007年に心療眼科の領域を立ち上げた井上眼科病院名誉院長・若倉雅登医師は

同病院で専門外来を担当しているが、予約から受診に至るまで3~4カ月待ちだという。


心療眼科は、眼球には問題はないが、

目に関わる症状に悩む人を主に対象とする。その症状、原因は多岐にわたる。


一つは、眼瞼けいれんを中心にした目の症状だ。

疾患名から「まぶたがピクピクする」といったイメージがあるが、違う。


「まず『目が開かない(開瞼困難)』『弱い光でもまぶしい(羞明)

目が痛い・しょぼしょぼする』

などの目の不快感、不眠、不安、抑うつ、焦燥といった精神症状も見られます。

私は『眼球使用困難症』と呼んでいます。

中にはドライアイと診断されているケースもかなりあると思います」


最重症例では、

「仕事で医薬品検査を頻繁に行っていたところ1年半前から羞明。

頭痛、気分障害で退職」(20代)


「長時間労働と向精神薬(ベンゾジアゼピン系)の服用で2年前から開瞼困難と羞明。

身体痛や抑うつがありアイマスクを常用せざるを得なくなった」(30代)、


「交通外傷で1カ月前から両眼痛と羞明。脳脊髄液減少症と記憶障害もあり、

室内で目を開けられない」(50代)など。

いずれも深刻な状態で社会生活が困難にならざるを得ない。


「彼らは眼球は正常であり、別のところに問題がある。

眼科では通常の視力や目の病気を診るため『異常なし』となる。

精神科受診を勧める場合もありますが、精神科では『目の症状なら眼科へ』と言われがち。

患者さんはどこに行っても不調の原因がわからないままなのです」


一般眼科と違い眼球以外の異常も診る

ほかにも、

① 目の不調が持続するが、その不調に対応する目の異常がないか乏しく、

  眼科的な治療法が見つからない

② 眼科の手術後に患者自身の術後の満足度など理想の状態と違う。

  あるいはかえって悪化したと感じ、精神的症状などが出てくる

③ 失明するのではないかという不安などから精神的症状が出てくる。

  これらの訴えは心療眼科の領域になる。 


「脳に入る情報の9割近くは視覚を介しており、

目や視覚の不調は日々の生活にダイレクトに影響を与えます。

その状態が長く続けば心の病にもつながります。

ところがこれまで、

眼科も精神科も心療内科もそういった症状の方々に十分に対応できていなかった。

だから、心療眼科を立ち上げたのです」


脳の状態をはじめ、必要と考えられるさまざまな検査を行う。

薬物の副作用で起こっている不調もあるので、服用薬の確認も外せない。

問題点を突き止めることが重要だ。


「治療の手だてがないケースも少なくありません。

ただ、患者さんがすべからくおっしゃるのが『原因がわかってよかった』ということです。

なぜその症状が生じているかわかるだけで、精神症状が軽減することは珍しくありません」


前述の②を例に挙げると、

もし手術後に何らかの合併症が生じれば打つ手もある。

しかし、手術は成功しているのに、

手術前に本人がイメージしていた「見え方」にならないことはままある。

「手術が失敗したのでは」といった医師への不信感から精神症状が生じる。

その患者の当初の期待と現実の乖離を埋めることも心療眼科の役割だ。


心療眼科は全国いくつかの医療機関で設けている。

心療眼科研究会のホームページが参考になる。

※井上眼科病院の場合は予約制。健康保険適用だが、予約料がかかる
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
先進医療実施 診断基準(2012年) (1)
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┗  寒暖差アレルギー (1)
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片頭痛 (8)
労作性頭痛 (1)
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┗  頭部抜け毛・白髪・皮膚乾燥 (1)
ベル麻痺 (1)
石灰化上皮腫 (1)
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疲労・倦怠感・易疲労 (5)
脳疲労・ブレインフォグ (9)
睡眠障害 (9)
睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
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緑内障 (6)
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┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
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耳菅開放症 (2)
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鼻詰まり (1)
味覚 (1)
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口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
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血糖値上昇 (2)
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IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
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┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
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反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
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