長引く腰痛の陰に…難病指定「強直性脊椎炎」の可能性が

2019年03月14日
強直性脊椎炎(AS)
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難病指定「強直性脊椎炎」に関するニュースがありました。


長引く腰痛の陰に…難病指定「強直性脊椎炎」の可能性が

2019年03月13日 日刊ゲンダイ
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/249323

国民病の腰痛に意外な重大病が隠れていることがある。

昨年12月に新たな治療薬が承認された強直性脊椎炎も腰痛を主症状とする病気で、

原因が解明されておらず、早期診断が難しい。

東邦大学医療センター大橋病院膠原病リウマチ科の亀田秀人教授に話を聞いた。


3カ月以上続く腰痛がある。安静にしていると痛みが増し、動くと痛みが楽になる

こういった症状が40歳になる前からある場合、

レントゲン(エックス線)検査が異常なしでも、

この先、強直性脊椎炎を発症するかもしれない。

強直性脊椎炎は厚労省の難病指定になっており、進行すると脊椎の硬直が起こる。

「首から腰までの背骨や胸・骨盤の関節などに炎症症状が見られる病気を総称して

脊椎関節炎といいます。

脊椎関節炎は、

体を支える役割である体軸関節の炎症が主体の体軸性脊椎関節炎と、

末梢関節の炎症が主体の末梢性脊椎関節炎があり、

強直性脊椎炎は前者の代表的な病気になります」(亀田教授=以下同)


男性920例、女性476例を対象にした海外の調査では、

強直性脊椎炎は、症状が表れてから診断がつくまで平均9年。

日本でも平均6・7年という報告がある。


大病院を複数回っても診断がつかなかったという患者は珍しくなく、

「精神的な病気」と言われた経験を持つ患者もいる。


確定診断まで時間がかかるのは、強直性脊椎炎の診断基準に

レントゲン検査の所見」が入っているからだ。


「しかし、強直性脊椎炎は早期ではレントゲン検査に異常が表れません。

進行スピードは非常にゆっくりです。

レントゲン検査で仙腸関節炎が見られたら強直性脊椎炎の確定診断につながりますが、

そこに至るまで、腰痛などの症状が出始めてからかなりの年数が必要なのです」


強直性脊椎炎は、

白血球にある抗原「HLA―B27」と関連があることが分かっている。

血液検査をすると、

強直性脊椎炎の患者の80%以上がHLA―B27が陽性だという。

ところが、このHLA―B27の保有率は地域や人種で差があり、

日本人は1%未満しか持っていない。

「しかも、HLA―B27陽性者のうち強直性脊椎炎の患者は5%程度しかいません」


強直性脊椎炎の早期段階である「エックス線基準を満たさない」

体軸性脊椎関節炎の診断基準では、

仙腸関節のMRI検査の陽性所見、あるいは血液検査の結果が

HLA―B27陽性となれば、

腰痛(炎症性背部痛)や関節炎などを見て、確定診断に至る。


ところが日本人はHLA―B27の陽性率が極めて低く、

かつ、HLA―B27陽性のうち強直性脊椎炎の患者が占める割合も極めて低いため、

血液検査から早期診断に至るケースはまれだ。


■新薬登場で症状のコントロールが可能に

この段階では、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の投与や

運動療法などの治療がまず行われる。


経過観察で、強直性脊椎炎に移行するかどうかをチェックするのも重要。

強直性脊椎炎では、TNF阻害薬や昨年12月承認のIL(インターロイキン)

―17阻害生物学的製剤なども用いる。


「強直性脊椎炎ではIL―17に誘導される炎症が中心的役割を果たしているため、

IL―17を阻害する今回の薬は有用性が高いと考えられます」


強直性脊椎炎に代表される脊椎関節炎は治る病気ではないが、

治療で症状をコントロールすることは可能だ。

まずは、適切な診断を。
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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脳疲労・ブレインフォグ (9)
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睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
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めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
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咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
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血糖値上昇 (2)
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IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
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┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
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