催眠鎮静剤などの不眠の処方薬、国が注意喚起…医師の指示通りでも依存症に

2017年06月07日
ベンゾジアゼピン系受容体作動薬
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厚生労働省医薬・生活衛生局は3月21日、
催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用される
ベンゾジアゼピン受容体作動薬などの医療用医薬品について、
依存性が生じることがあるとの旨を注意喚起し、
該当医薬品の添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。



催眠鎮静剤などの不眠の処方薬、国が注意喚起…医師の指示通りでも依存症に
2017/06/05 Business Journal
https://biz-journal.jp/2017/06/post_19338.html

厚生労働省医薬・生活衛生局は3月21日、
催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用される
ベンゾジアゼピン受容体作動薬などの医療用医薬品について、
依存性が生じることがあるとの旨を注意喚起し、
該当医薬品の添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知した。

専門的な内容で、一般の読者にとってはピンとこないだろう。
要は、国がベンゾジアゼピン系受容体作動薬という薬について、
依存性があるとの注意喚起を促したということ。

ベンゾジアゼピン系受容体作動薬は、
「マイスリー」「ハルシオン」などに代表される睡眠薬のほか
抗不安薬の「デパス」も有名だ。

不眠や不安、頭痛などの症状に対して汎用されてきたデパス(一般名:エチゾラム)は、
ベンゾジアゼピン系受容体作動薬のひとつだ。
田辺三菱製薬(旧吉富製薬)が開発し、商品名・デパスとして1983年9月に承認され、
その後、1984年3月に発売されたが、分類は普通薬だった。
しかし2016年10月14日、「麻薬及び向精神薬取締法」(麻薬取締法)により、
向精神薬に指定された。

その背景には、
日本における薬物乱用の高位にデパスがランクインしているという事実がある。
また、複数科の受診を受ける高齢者への重複投与などが
多く発生している現状が理由となっている。
麻薬取締法により規制されたということは、危険な薬と認識されていることを意味する。
その一番の危険性は、依存性といえるだろう。

ベンゾジアゼピン系は、
脳にあるGABA-A受容体に存在するベンゾジアゼピン受容体に作用し、
その働きを増強する。
GABA-A受容体は、脳の働きを抑制することから、「抑制系受容体」と呼ばれる。
その作用は、催眠作用、抗不安作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用で
不安・焦燥・緊張などを呈する症状に効果を示す。
したがって、睡眠障害のほか緊張性の頭痛や筋肉の痛みの改善や抗不安薬として処方される。
服用した経験がある人も少なくないだろう。

実際のところ、ベンゾジアゼピン受容体作動薬では、
覚せい剤や大麻のような強い依存性は起きにくい。
それは、服用によって多幸感や興奮をもたらすことがないからだ。

では、ベンゾジアゼピン受容体作動薬で起きる依存はどのようなものなのか。
そもそも、依存には精神的依存と身体的依存があり
ベンゾジアゼピン受容体作動薬は、身体的依存が生じる傾向が強いといえる。
例えば、不眠で長期間マイスリーやハルシオンを服用した場合、服用を中止すると
「反跳性不眠」と呼ばれる強い不眠症状が現れることが多い。
そのため服用を再開することになり、
結果として薬なしでは寝付けないといった状況に陥る。
薬を中止する際は、長いスパンで徐々に減薬していくことが大切だ。

常用量を医師の指示通りに服用した場合でも、依存が起きる可能性がある。
ベンゾジアゼピン系受容体作動薬の服用を長期間続けると、
脳は薬の作用を受けた状態を「普通」ととらえ、その状態の体を保つようになる。
そこで突然、薬の服用を中止すると、体は「普通」を保てなくなり、
さまざまな不調となって現れるのだ。

本来、医師はベンゾジアゼピン受容体作動薬の漫然とした長期連用を避けるべきで、
類似薬の重複処方や多剤併用に十分留意して処方しなければならない。
だが現状は、そういった医師としての義務を怠っているケースも多く見受けられる。
筆者は薬剤師として医療現場にいるが、
患者がお薬手帳の提示をしているにもかかわらず、
しっかりと見ていない医者が多くいるのは事実で、
そういった医師の意識改革は、医療現場での今後の課題のひとつといえるだろう。
(文=吉澤恵理/薬剤師
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
先進医療実施 診断基準(2012年) (1)
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脳疲労・ブレインフォグ (9)
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睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
むずむず脚症候群 (1)
高次脳・視空間認知力低下 (1)
めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
┣  ED症状 (1)
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無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
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┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
ヘルプマーク (3)
不定愁訴 (5)
インフルエンザ (1)
ドクターショッピング(一部のみ) (8)
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