血液1滴で13種類のがんをチェック いつから受けられる?

2019年04月16日
医療news
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血液1滴で複数種類のがんを調べられる検査。
がんに限らず、
アルツハイマー型認知症や脳梗塞などさまざまな病気の発見に
役立てられるようになるそうです。

血液1滴で13種類のがんをチェック いつから受けられる?
2019年04月16日 日刊ゲンダイ
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/251966

いま注目を集めているのが、血液1滴で複数種類のがんを調べられる検査。
研究にかかわる国立がん研究センター臨床研究支援部門
バイオバンク・トランスレーショナルリサーチ支援室室長の
加藤健医師(消化管内科医長)に話を聞いた。

■どういう検査?
採取した血液からマイクロRNAを調べて、がんがないかを調べる検査だ。
マイクロRNAとは、細胞間の情報伝達の役割を担う微小な核酸。

「人間の細胞の中には2600種類のマイクロRNAが存在するといわれており、
そのうち1000種類が血液をめぐっています。
がんの人は、健康な人と異なる種類や量のマイクロRNAが見られ、
どの種類かで、がんの種類も特定できます」

■調べられるがんは?
「胃・食道・肺・肝臓・胆道・膵臓・大腸・前立腺・膀胱・卵巣
乳がん、肉腫、神経膠腫の13種類になります」

■マイクロRNAはどれくらいの種類を調べる?
たくさんの数を調べるほど精度が上がる。しかしコストも上がる。
「大腸がんであれば、3種類のマイクロRNAを調べればいいことが分かっています。
しかしがんによって、どれくらいがベターかが違います。現在は研究段階にあります」

■検査のポイントは?
ひとつは、血液検査という簡単な検査で複数種類のがんを調べられることだ。
「がんの検査の中には、痛みを伴ったり時間がかかったりするものが少なくなく、
それががん検診の受診率が伸びない一因になっています。
しかし血液検査であれば、受ける人の負担が少ない」
もうひとつは、感度・特異度の高さだ。

「マイクロRNAの検査では、Ⅰ~Ⅳ期に関係なく高い感度は変わりません。
また、たとえば大腸がんは肛門の近くにあるものは感度が高く、
大腸の奥の方にあるものは感度が低いのですが、
マイクロRNAでは感度は同じです」

腫瘍マーカー、画像検査、自覚症状どれをとっても、
がんが大きくならないと異常として表れない。
しかし、マイクロRNAなら高い感度で異常を発見できる。
だから膵臓がんのように、発見時は進行していることが多いがんも、
マイクロRNA検査なら早期発見が期待できる。

<この検査を受ければ、ほかの検査は必要がない?>
それは違う。あくまでも、マイクロRNAの検査はスクリーニング検査になる。
「確定診断には、生検や細胞診などの病理検査が必要です」

マイクロRNA検査で「陽性(がんがあるかもしれない)」と出たが、
病理検査では陰性と出た――。
こういう場合は、定期的なフォローアップが行われる。

「がんのリスクがどれほど高いかによってフォローアップの期間は変わります。
家系にがんが多く、高いリスクが考えられる時は、短い期間で検査を行います」

■今後、調べられるがんは13種類以上に増える?
「13種類でも十分に多いと思いますし、がんの種類を増やしていくより、
まずは、患者数が多いがん、
早期発見が難しいがんに絞って早期の実用化を目指しています」

■いつから受けられるようになる?
「今年でプロジェクトは5年目になります。
現在は、患者さんから採取した新鮮な血液を早い段階で分析する
前向きな臨床研究が行われています。
今後は、母体にがん患者が少ない実際のがん検診で、
どれくらいがん患者が見つかるかの研究を行います。
実用化するのは5年後くらいでしょうか」

■がん以外にも応用される?
「マイクロRNAは体の中の変化で放出されるので、がんに限らず、
アルツハイマー型認知症や脳梗塞などさまざまな病気の発見に
役立てられるだろうと考えています」

実用化されたらいち早く受けたいと切に思う。
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
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ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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