【どこまで分かる その検査】痛みを“客観的”に数値化、慢性疼痛の治療に一役「ペインビジョン」

2019年04月16日
慢性疼痛
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慢性疼痛、体の痛みの程度を測るツール
痛みを“客観的”に数値化、慢性疼痛の治療に「ペインビジョン」のニュースです。

【どこまで分かる その検査】痛みを“客観的”に数値化、慢性疼痛の治療に一役「ペインビジョン」
2019.4.16 ZAKZAK
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190416/lif1904160007-n1.html

体の痛みの程度を測るツールとして、一般的に用いられている「ペインスケール」という評価方法がある。
いくつか種類があるが、たとえばまったく痛みがないレベルを「0」、
イメージできる最大の痛みを「10」として、
いま感じている痛みの強さを数値で表現する。

しかし、この評価法には「意図的に線を引くことも可能」であることや
「複数症例の値の比較ができない」などの欠点がある。

そこで痛みの程度(痛み度)を数値化する検査機器として開発されたのが「ペインビジョン」
(知覚・痛覚定量分析装置)だ。痛みを客観的に評価する重要性を
「東京リウマチ・ペインクリニック」(東京都中央区)の岡寛院長はこう話す。

「慢性疼痛(とうつう)の治療で最も大切なのは、まず患者さんと医師が痛みの程度を共有することです。
それが適切に行われていないために、
痛みの原因をメンタルの病気と診断されてしまう患者さんがたくさんいます」

慢性疼痛の原因には、
帯状疱疹(ほうしん)後神経痛、糖尿病性神経障害、脊柱管狭窄症、脳卒中後遺症、
線維筋痛症、関節リウマチ、慢性腰痛症
などがある。
痛み度を測ると病気の鑑別にも役立つという。
また、治療効果も数値の変化で分かるので、患者が前向きに治療を続ける後押しにもなる。

ペインビジョンの機器には、電極ケーブルとハンドスイッチが付いている。
検査手順は、患者の前腕内側(肘下)に電極を2カ所貼り付け、
ハンドスイッチを手に持ってもらう=写真。
準備できたら機器のスタートボタンを押す。
すると痛みを伴わないパルス状電流が流れるので、
はじめて電流(異種感覚)を感じたら停止スイッチを押す。
これを3回繰り返し、「最小感知電流値(閾値=いきち)」を測る。

続いて電流を徐々に増大させ、現在感じている最大の痛みの強さと
同程度の感覚になったときに停止スイッチを押す。
これも3回繰り返し、「痛み対応電流値」を出す。検査時間は5分ほどだ。

「痛み度は、閾値と対応電流値を計算式に当てはめ自動算出されます。
閾値は年齢が高くなるほど鈍るので、
年相応の健常者平均値と比較して見ることができます。
これによって、どれくらいの閾値で、どれくらいの強さの痛みがあるのか定量化できるのです」

閾値も対応電流値も3回押して調べているので、
いいかげんに押すとバラツキが出るのですぐ分かるという。

痛みは体の異常を知らせるサインであるが、極めて主観的で個人的なもの。
主治医に痛みを訴えても理解してもらえないようなら、
ペインビジョンで客観的データを出してもらうといい。(新井貴)

【検査費用は?】
保険診療では検査料と判断料で3800円
(3割負担で1140円)。
他に診察費など別途必要。
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
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┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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外傷性脳損傷 (4)
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筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
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神経障害性疼痛 (7)
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