ストレスは「足」に出る!脳と足裏の密接な関係とは

2019年07月04日
脳神経
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足もみ療法についてのニュースがありました。
足をもむことで脳の血流や機能が活性化・正常化して
心身の不調の改善につながると考えられます。
脳脊髄液減少症の患者さんにも参考になるかと思います。


ストレスは「足」に出る!脳と足裏の密接な関係とは
2019年7月2日 エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/TokusengaiWeb_17263202/

足もみ療法の歴史はとても古く紀元前の古代エジプトに始まります。
足の運動をつかさどる脳の領域は脳の中心部に近い部分にあり、
足をもむことでその刺激が脳に伝わり、
その領域を中心に脳の血流や機能が活性化・正常化して
心身の不調の改善につながると考えられます。
【解説】篠浦伸禎(都立駒込病院脳神経外科部長)

解説者のプロフィール
篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)都立駒込病院脳神経外科部長。1958年生まれ。
東京大学医学部卒業後、富士脳障害研究所、都立荏原病院を経て、
2009年より現職。
患者の意識を覚醒した状態で脳の手術を行う「覚醒下手術」では
トップクラスの実績を誇る日本を代表する脳外科医。
また、病気を少しでも改善し、医療レベルを上げるため「篠浦塾」を主催し、
統合医療に関するセミナーを行い、講師や塾生と情報交換する場をつくっている。
『発達障害を改善するメカニズムがわかった!』
(共著、コスモトゥーワン)ほか、著書多数。

医師の私も足の裏もみを実践
私は脳神経外科医で、脳腫瘍の覚醒下手術
(患者が意識のある状態で行う手術)を数多く手がけてきました。

医療の現場で日々、患者さんたちの脳に触れていると、
脳の使い方がその人の健康や生き方に大きな影響を及ぼしていることに気づきます。

また、これまで医学的には実証が難しかった伝承療法や健康法の中にも、
脳科学の観点からみると「効く理由」の説明がつくものがたくさんあります。

そこで私は診療のかたわら、食事や運動、生活習慣、ものの考え方なども含めて、
「脳と体によい健康法」を幅広く研究し、実際の治療にも取り入れています。

「足の裏もみ」も、私が患者さんたちに推奨している健康法の一つです。

足もみ療法の歴史はとても古く、紀元前の古代エジプトに始まります。
その後、ヨーロッパやアジアなど世界じゅうに広まり、現在でも広く行われています。

「足の裏もみ」を実践して、
頭部の外傷や脳梗塞などの影響で体がマヒしていた人が改善したり、
ガンなどの病巣が縮小したりなど、
難病から奇跡的な回復を遂げた例は、枚挙にいとまがありません。

私自身も自宅などで、健康維持のために足をもんだり、
足をもむのと同等の効果のある官足法(※)のマット踏みを行ったりしています。

なぜ、足をもむと体が元気になり、病気が治るのでしょうか。

その理由の一つとして、足をもむことでその刺激が脳に伝わり、
足の運動をつかさどる領域を中心に、脳の血流や機能が活性化・正常化して、
心身の不調の改善につながると考えられます。

足の運動をつかさどる脳の領域は、脳の中心部に近いところにあり、
足の裏もみで脳の血流がよくなると、脳の全体の活動にプラスに働く

人間の脳は三層構造になっており、いちばん奥に位置するのが、
体温や呼吸、血圧の調整など生命維持に関わる「生命脳」です。

二層目にあるのが大脳辺縁系で、食欲や性欲、快感、恐れなど
本能的な情動をつかさどり、「動物脳」と呼ばれます。

三層目が大脳新皮質で、理性による高度な判断を行い、
人間脳」と呼ばれています。
足の領域は動物脳と人間脳の間のところにあり、
非常にストレスの影響を受けやすいのです。

左半身マヒの人が動けるようになった
例えば、うつ病や不安神経症、不眠症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など
強い精神的ストレスが関係する心の病気の人は、
脳の足の領域が異常に低下していることがわかっています。

64歳・男性の脳の血流の画像。男性は強いストレスがあり、歩行中足の力が抜け、倒れる。
脳のCTには異常がないが、血流の画像を見ると、
一次運動野の足の領域が異常に低下している

上の画像は、私が経験した症例です。
<画像>https://www.excite.co.jp/news/article/TokusengaiWeb_17263202/
この患者さんはストレス過多で足が硬直し、
まともに立っていることができずに倒れてしまうほどでした。

この患者の脳を調べると、CTでは何の異常もないのですが、
血流を見ると、脳の足の領域のところだけ、異常に低下していたのです。

これらは一見、矛盾するように思えますが、
ストレスに対する人体の反応を考えると納得がいきます。

人はストレスを受けると、
体の状態を調整する自律神経や免疫系・内分泌系が反応して、
闘争・逃走反応」と呼ばれる生理的な変化が起きます。

敵と戦うか、逃げるかするために、脈拍や血圧が上昇したり、
消化器系の機能や免疫力が低下したりするわけです。

敵と戦うにしても逃げるにしても足が重要ですから、
過剰なストレスを受けると、脳の足の領域も異常に活性化するのです。

「活性化」というとイメージはいいですが、
こうした異常な活性化は体に悪影響を及ぼします。

この状態が続くことで、おそらく疲労のためやがて血流が落ち、
足が動かなくなるのです。
まさに「ストレスは足に出る」というわけです。

足の裏をもむと、脳の足の領域が刺激され、血流が安定し、
脳機能も正常化します。

脳の足の領域は、体を支える体幹の働きはもちろん、
隣接する動物脳や人間脳にも影響します。
そのため、全身の働きを調整する自律神経や免疫系も活性化して、
生命力を高めてくれるのです。

看護師であり、シスターでもある小田美津江さんというかたがいらっしゃいます。

小田シスターは、1989年から2010年までの21年間、エチオピアにわたり、
長年の内戦や飢饉の影響で物資や医療設備にも事欠く状況の下、
現地の患者さんに足の裏もみを行い、多くの病気から救いました。

栄養失調で目がパンパンに腫れていた子どもが、
足の裏もみをした翌日には片目が開くようになったり、
頭部の外傷で左半身がマヒしていた人が足のマッサージでマヒが取れたり、
目覚しい成果を上げたそうです。

足の裏もみは、ストレスに強い脳を作り、病気や不調から心身をケアする意味で、
非常に有効な健康法だと思います。
毎日の習慣として足の裏もみを取り入れてください。

「足の裏もみ」のやり方
https://tokusengai.com/_ct/17263113
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
先進医療実施 診断基準(2012年) (1)
学校における脳脊髄液減少症(文部科学省) (1)
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後頭部と耳の後ろが痛い大後頭神経痛 (1)
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┗  頭部抜け毛・白髪・皮膚乾燥 (1)
ベル麻痺 (1)
石灰化上皮腫 (1)
自律神経 (5)
動悸・手の振るえ(振戦)チック症状  (2)
心臓・動脈硬化・スモールハート (1)
高血圧 (3)
微熱・悪寒・高熱 (1)
冷え性・体温調節機能・汗腺機能 (6)
疲労・倦怠感・易疲労 (5)
脳疲労・ブレインフォグ (9)
睡眠障害 (9)
睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
むずむず脚症候群 (1)
高次脳・視空間認知力低下 (1)
めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
┣  ED症状 (1)
┗  女性化乳房症(男性) (1)
無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
┣  月経前不快気分障害「PMDD」 (1)
┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
ヘルプマーク (3)
不定愁訴 (5)
インフルエンザ (1)
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