脳神経外科医がすすめる「ガーリックオイル」の効果と正しい作り方

2019年08月24日
脳神経
ninnikuGFVL6343_TP_V4.jpg

ニンニク油をとると、脳の血流が改善して脳機能が底上げされ、
視床下部の働きが活性化するとともに、
脳の各部位がバランスよく働くようになるというニュースです。

脳神経外科医がすすめる「ガーリックオイル」の効果と正しい作り方

2019年8月24日 エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/TokusengaiWeb_6ebf072b3ac637a2a693eef54ee60d3a14dee84e/

ストレスを受けると脳の血流が低下し、不安感も強まります。
ニンニク油をとると、脳の血流が改善して脳機能が底上げされ、
視床下部の働きが活性化するとともに、
脳の各部位がバランスよく働くようになります。
【解説】篠浦伸禎(都立駒込病院脳神経外科部長)

解説者のプロフィール
篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)都立駒込病院脳神経外科部長。1958年生まれ。
東京大学医学部卒業後、富士脳障害研究所、都立荏原病院を経て、2009年より現職。
患者の意識を覚醒した状態で脳の手術を行う「覚醒下手術」では
トップクラスの実績を誇る日本を代表する脳外科医。
また、病気を少しでも改善し、医療レベルを上げるため「篠浦塾」を主催し、
統合医療に関するセミナーを行い、講師や塾生と情報交換する場をつくっている。
『発達障害を改善するメカニズムがわかった!』(共著、コスモトゥーワン)ほか、著書多数。

ニンニク油は脳の特効薬
私は脳神経外科医として、脳の病気の治療に長年従事してきました。
また脳科学の観点から、脳の健康維持に役立つ食べ物や生活習慣を
積極的に治療に取り入れてきました。

そんな私がお勧めするのは、すりおろしたニンニクをオリーブオイルに浸して作る
「ニンニク油」です。
ニンニク油は「脳の特効薬」と言っても過言ではないでしょう。

私自身、十数年前から毎日欠かさずニンニク油をとって効果を実感し、
多くの患者さんに勧めています。
今では脳の手術を行った後に、患者さんに飲んでもらっています。
術後の感染症の防止や体力の回復、
放射線療法や化学療法の副作用の軽減に大いに役立っています。
ニンニク油の働きや、実際にとっていただいた患者さんの改善した例は、
下の表にまとめました。

【ニンニク油の効果】
・血液をサラサラにする
・脳の微小循環(毛細血管の血流)を改善する
・抗菌作用
・抗腫瘍作用 認知症予防や記憶力の改善にも効果が期待できる

【ニンニク油をとった患者さんの改善例】
・頭痛 ・めまい ・高血圧
・認知症の初期症状、脳梗塞の後遺症などが改善
・画像検査で脳の血流改善が認められた
・手術で取り切れなかった脳腫瘍が消失した

脳腫瘍の患者さんも顔つきがおだやかになった
また、ニンニク油は、不安感の軽減にも役立つと考えられます。

ストレスを受けると脳の血流が低下し、不安感も強まります。
不安や恐怖などの感情と特に深く関わっているのが、
情動を司る脳の扁桃体という部分です。

不安や恐怖を感じると扁桃体が興奮し、
「逃げるか闘うか」というストレス反応を引き起こします。
自律神経のうち、興奮状態をつかさどる交感神経が活発になり、
さらに不安やイライラ感が増すのです。

これに対し、扁桃体の暴走を防ぎ、ストレスがあっても
自律神経がバランスよく働くよう調整するのが、脳の視床下部という部分です。

視床下部からは、安心感をもたらすオキシトシンというホルモンも分泌されています。
つまり、不安を抑えるには、扁桃体の過剰な活動を防ぐことと、
視床下部の働きを元気にすることが重要なのです。

ニンニク油をとると、脳の血流が改善して脳機能が底上げされ、
視床下部の働きが活性化するとともに、脳の各部位がバランスよく働くようになります。
その結果、ストレスに強い脳になり、不安も軽減されると考えられるのです。

実際、ニンニク油をとっている脳腫瘍の患者さんは、
病気に対する不安やストレスが強いはずなのに、
顔つきがおだやかになり、笑顔でいることが増えています。

私自身も、ニンニク油をとる以前は、
手術の前日は不安と緊張でよく眠れませんでした。
しかし、今では12時間ぐっすり眠っています。

ニンニク油は、薬のように不安をその場で和らげる即効性はありませんが、
毎日とり続けるうちに、不安が起きにくくなると思います。

料理に使うときは加熱は禁止
ニンニク油を作るときのポイントは、
すりおろしたニンニクをそのまま室温で2時間以上置いておくことです。
ニンニクを粉砕して空気にふれさせることで、
アホエン」という有効成分が生成されるからです。

アホエンは油によく溶ける性質があるので、
すりおろしたニンニクを油に漬けて室温で5日間置くと、効率よくアホエンが抽出されます。

オリーブオイルは酸化しにくく、動脈硬化(血管が狭く硬くなり、血液の流れが悪くなった状態)を防ぐ
オレイン酸やビタミンEが豊富なのでお勧めですが、

同じくオレイン酸やビタミンEが豊富な米ぬか油や、エゴマ油を使うのもよいでしょう。
エゴマ油に豊富なα-リノレン酸は体内に入ると、脳によい脂質であるDHAやEPAに変わります。

摂取量は、一日にティースプーン3~4杯がお勧めです。

パンやおかずにかけるほか、料理にも使えますが、
加熱するとアホエンが壊れてしまうので、ドレッシングなどに使うとよいでしょう。
玄米にニンニク油を少し混ぜておにぎりにすると、
おいしく腐りにくくなり、お勧めです。

私は元気を出す意味で朝にニンニク油を飲んでいますが、
体が温まるので夜に飲むという人もいます。
胃の弱い人は胃に負担がかかるかもしれないので、食後にニンニク油をとるとよいでしょう。

ニンニク油の作り方
【材料】(作りやすい分量)
・オリーブオイル…150ml・ニンニク…3片

❶ニンニクをすりおろす。そのまま室温で2時間置く
❷密閉できる保存容器にオリーブオイルを入れ、そこに①のニンニクを加える。
  そのまま室温で5日置く
❸②をこして、密閉できる保存容器に入れたら出来上がり。
  冷暗所で保存し、1カ月を目安に使い切る

◎そのまま飲むほか、パンやおかずにかけたり、サラダなど加熱しない料理に使ったりするのもお勧め
※オリーブオイルの代わりに、米ぬか油やエゴマ油もお勧め

この記事は『ゆほびか』2019年6月号に掲載されています。
スポンサーサイト



気に入ったらシェア!

のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
先進医療実施 診断基準(2012年) (1)
学校における脳脊髄液減少症(文部科学省) (1)
子どもの脳脊髄液減少症 (10)
起立性調節障害 (6)
体位性頻脈症候群(POTS) (5)
HSC(ハイリーセンシティブチャイルド) (3)
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) (1)
障害年金 (9)
交通事故損害(書籍) (1)
自賠責保険 (2)
マイナンバーカード (1)
脳脊髄液減少症(news) (30)
脳脊髄液減少症(研究) (7)
脳脊髄液減少症(患者) (36)
脳脊髄液減少症(芸能人) (4)
脳脊髄液 (21)
新型コロナウイルス (37)
新型コロナウイルス後遺症 (5)
宇宙飛行士と脳脊髄液の関連 (9)
脳神経 (16)
慢性硬膜下血腫 (2)
医療news (33)
医療機器 (7)
整骨院・整体院・カイロプラクティック事故 (1)
書籍 (4)
健康機器 (1)
サプリメント・健康食品 (7)
医薬品news (20)
┣  薬剤性ジストニア (1)
┣  ベンゾジアゼピン系受容体作動薬 (4)
┣  ベンゾジアゼピン離脱症候群 (1)
┣  リリカ(鎮痛薬) プレガバリン (3)
┣  デパス(向精神薬) (2)
┣  レンドルミン(睡眠薬) (1)
┣  モーラステープ(光線過敏症) (1)
┗  タリージェ(疼痛治療薬) (2)
社会news (8)
朝日 健康・医療フォーラム2019 (4)
脳脊髄液減少症の問題点 (7)
厚生労働省認可病院の現状 (1)
患者の体験による発症原因と症状 (5)
検査方法(熱海病院の参考例) (1)
保存的療法(初期段階治療) (1)
国際医療福祉大学熱海病院にて診断確定 (3)
ブラッドパッチ治療後の安静期間と始動 (2)
┗  ブラッドパッチ治療後の腰痛 (1)
ブラッドパッチ治療後の症状 (24)
アートセレブ(人工髄液)1回治療 (5)
経過観察と苦悩 (35)
心の葛藤 (11)
経済的困難の苦悩 (3)
生活不活発病(廃用症候群) (2)
┗  介護用品が必要となった日常生活 (1)
リハビリ(前半) (14)
リハビリ(後半) (10)
リハビリのまとめ(完結) (1)
リハビリ+α (10)
社会復帰への第一歩 (1)
運動リハビリ(運動療法) (16)
┣  家事はリハビリに最適 (1)
┣  水中ウォーキングの注意点 (1)
┣  イメージトレーニング (1)
┣  体幹スロートレーニング (1)
┣  セロトニン分泌(リズム運動) (2)
┣  エンドルフィン分泌(音楽療法) (2)
┣  デュアルタスク(脳疲労) (1)
┣  体水分循環(頭痛・疲労倦怠感・むくみ) (1)
┣  インターバル速歩(脳疲労・疲労倦怠感) (1)
┣  スロージョギング (1)
┗  ヨガ・太極拳 (3)
サプリメントより食事内容(質)の大切さ (12)
┣  食事療法(アミノ酸・たんぱく質) (2)
┣  アミノ酸・炭酸水・クエン酸・ミネラル (2)
┣  腸内細菌(脳腸相関) (3)
┣  下痢(食事療法・運動) (2)
┣  イミダペプチド(抗疲労効果) (1)
┗  乾燥生姜(体の痛み・冷え症) (1)
糖質制限 (2)
口腔アレルギー症候群(OAS) (1)
サプリメント情報(脳脊髄液減少症) (4)
水分補給・脱水 (9)
カフェイン・アルコール (3)
五苓散の利水効果 (1)
パソプレッシンホルモン(尿量の調整) (1)
天気・気圧・湿度の影響 (8)
気象病・天気痛 (5)
花粉症 (4)
┣  光線過敏症 (1)
┗  寒暖差アレルギー (1)
化学物質過敏症・電磁波過敏症 (7)
慢性連日性頭痛・目の奥の痛み (9)
起立性頭痛 (2)
片頭痛 (8)
労作性頭痛 (1)
耳の冷えによる機能性頭痛 (1)
後頭部と耳の後ろが痛い大後頭神経痛 (1)
頭部アロディニア (2)
┗  頭部抜け毛・白髪・皮膚乾燥 (1)
ベル麻痺 (1)
石灰化上皮腫 (1)
自律神経 (5)
動悸・手の振るえ(振戦)チック症状  (2)
心臓・動脈硬化・スモールハート (1)
高血圧 (3)
微熱・悪寒・高熱 (1)
冷え性・体温調節機能・汗腺機能 (6)
疲労・倦怠感・易疲労 (5)
脳疲労・ブレインフォグ (9)
睡眠障害 (9)
睡眠相後退(前進)症候群 (1)
不眠・過眠・ナルコレプシー(オレキシン) (9)
むずむず脚症候群 (1)
高次脳・視空間認知力低下 (1)
めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
┣  眼瞼・顔面けいれん (1)
┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
┣  ED症状 (1)
┗  女性化乳房症(男性) (1)
無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
┣  月経前不快気分障害「PMDD」 (1)
┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
ヘルプマーク (3)
不定愁訴 (5)
インフルエンザ (1)
ドクターショッピング(一部のみ) (8)
コメント受付中断のお知らせ (2)
プライベート (5)
ひとりごと (4)
12月は自分の生き方を振り返る (4)
命とは生きるとは (6)
年末・年始の感謝とご挨拶 (12)
ごあいさつ (1)