日本の痛み治療は“ガラパゴス化”している!? 医師「欧米より20年は遅れている」

2019年10月26日
慢性疼痛
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【ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!】
日本の痛み治療は欧米より20年は遅れていると
横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニックの
北原雅樹診療教授は述べております。


【ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!】
日本の痛み治療は“ガラパゴス化”している!? 医師「欧米より20年は遅れている」

2019.10.24 ZAKZAK
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/191024/hea1910240002-n1.html

痛みを慢性化させない、病気にしないために気をつけたいことの1つが手術。
お笑いトリオ、ネプチューンの名倉潤さん(50)も、
頸椎椎間板ヘルニアの手術後の侵襲(しんしゅう=ダメージ)によって、
うつ病を発症したと発表している。
術後の痛みは多くの人が抱える問題だ。

横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニックの北原雅樹診療教授によると、
鼠径ヘルニアや虫垂炎(盲腸)の手術後に痛みが残る割合は、5%ほど。
日帰り手術も可能で、比較的簡単と言われる手術でもこのくらいの割合だ。

「日本の医療は、悪いところを治すまでで終わりですが、
欧米では社会復帰させるまでが治療のゴール。
手術が本当に必要かどうかの検討から、必要ならどうやって術後の痛みや苦しさをケアして、
社会復帰できるようにするか。
本来は医療がそこまで考えなければいけないのです」

北原医師が現在最も危惧しているのは、乳がんの術後の痛み。
年間8万人くらいの女性が乳がんになり、ほぼ全員が手術する。
うち腋窩郭清(えきかかくせい=腋の下のリンパ節に転移があると切除。
後遺症が多い)をする人が半分くらいとすると、4万人。
その中で手術後に痛みを残す人が4~7割、
少なく見積もって1万6000人が術後の痛みを抱える。

こうした痛みは、異性の医師には伝えにくく、聞いても伝わりにくい。
「ブラジャーが痛い、と訴えても、まずなぜ痛いかもわからず、
じゃあ着けなければ? と言われてしまう。
外出時に着けないわけにはいかない、というような事情は、
男性医師には理解しにくい」(北原医師)

こうした痛みを診る女性医師は、日本で10人程しかいないのも問題だ。

がんの治療として緩和ケアが重要視されてきてはいるが、
日本の痛み治療は欧米より20年は遅れていると北原医師は話す。
日本の痛み治療がガラパゴス化する理由がある。
一つは、医師の教育の問題
心理社会的な要因が軽視されているなど、知識が不足している。
そして、医療制度の問題
痛みの予防、初期の治療には、生活習慣やストレス対応の指導などが大切。
だが診療報酬の点数はつかないし、マンパワーにも限りがある。

「一般の人も、専門知識は必要ありませんが、痛みを軽視してはいけないなど、
基本的なことは知っておいていただきたいのです」

ガラパゴス化する痛み治療の例を紹介しよう
ペインクリニックや痛みセンターという名前がついている診療科では「神経ブロック」という、
痛みの信号が脳まで届かないように、神経の経路に注射をする治療法を行うことが多い。
ところがこれは、20年は古いアプローチだという。

「神経ブロックが必要で、奏功することももちろんあります。
しかし、それ以外にも考えるべき介入法は山ほどあります」

また、腰の痛みを訴えて整形外科に出向くと、骨の異常がないか調べるため、
X線検査が行われることが多い。
欧米では、とくにぎっくり腰のような急性の痛みで来院した場合は、
まず撮影しないと北原医師。

神経ブロックもX線も、大切な治療、検査だが、
痛みが主訴の場合は「それは本当に必要なのか」という視点もまた重要だ。

次回は痛みと薬について。(石井悦子)
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
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ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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耳菅開放症 (2)
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鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
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口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
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反応性低血糖症 (1)
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IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
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潰瘍性大腸炎(UC) (3)
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┗  HPVワクチン (1)
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経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
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高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
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カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
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