急性痛と慢性痛…痛みの種類で適応する薬は違う!

2019年10月28日
慢性疼痛
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【ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!】
日本の痛み治療は“ガラパゴス化”している!? 医師「欧米より20年は遅れている」
の続き、痛みと薬についてです。


【ガマンは禁物 慢性痛に克つ!!】
急性痛と慢性痛…痛みの種類で適応する薬は違う!

2019.10.25 ZAKZAK
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/191025/hea1910250004-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList

痛みをなんとかしたいときに、多くの人がまず頼るのが、痛み止めの市販薬だ。
ロキソニンやバファリンなどが有名だが、
痛み止め薬にお世話になったことのない人は少ないくらいだろう。

しかし、痛みは他の体の不調、病気に比べて軽視されがちだ。
「このくらいの痛みならがまんしよう」「なるべく薬を使わないようにしよう」と考える人は、
一般の人ばかりでなく医療従事者にもいる。

慢性痛への誤解にいち早く警鐘を鳴らしてきた、
加茂整形外科医院(石川県小松市)の加茂淳院長は、
痛みが出たら長引く前に、適切な薬をしっかり飲むことが大切だと説く。

「悪性腫瘍(がん)、感染症、リウマチ、痛風。
これら4疾患以外の痛みであれば、痛みが初期のうち、
つまり急性期のうちに薬をしっかり服用して、
慢性痛になるのを防ぐことが大切です」(加茂院長)

急性痛と慢性痛では、治療薬が違う。
急性痛は、先ほど述べた、いわゆる痛み止めの薬、
解熱鎮痛薬やNsaids(エヌセイズ=非ステロイド性消炎鎮痛剤)と呼ばれているものが効く。
これらの薬は、炎症を抑えることによって、炎症に伴う痛みを軽減することができるためだ。

慢性痛は、炎症性の痛みではなく、簡単に言うと、
神経の痛覚と、その信号を受信する脳が過敏になってしまった状態だ。
そのため、ちょっとした刺激でも痛みとして過敏に反応してしまう。
加茂院長いわく、壊れて過剰反応する火災報知機のようなものだ。

同じ部位に3カ月以上痛みがある状態が慢性痛と定義されるが、
急性痛と慢性痛の重なった痛みもある。
そのような場合は、「患者さんを診ただけでは判断できないので、
どの薬が効くかどうかで判断します」。

慢性痛に処方されるのは、トラマドール(商品名トラムセット)やプレガバリン(同リリカ)など、
神経細胞の過剰興奮を抑制するような作用を持つものだ。

ただし、正しく服用するためには、長期連用は避けるべきで、
漫然と飲み続けてはいけない。

横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニックの北原雅樹診療教授は話す。
「例えばロキソニンという鎮痛薬であれば、
長期服用で胃潰瘍や腎機能障害を起こす可能性があります。
あくまでも炎症を伴う痛みに対して、炎症を抑えることで痛みをなくす作用ですので、
必ずしも長期投与を想定していないのです」

痛みに苦しんでいるときは、睡眠もままならず、
痛み止めとともに睡眠薬も処方されることが少なくない。
これも長期の服用は想定されておらず、漫然と飲み続けると問題が起こりやすい。

「痛くて目が覚めるのと、目が覚めたら痛いというのは全く違います。
目が覚めたら痛いのは、睡眠に対処すべきで、
睡眠薬を一時的に処方するのも一つの方法でしょう。
しかし、痛くて目が覚めるのであれば、痛みをとってあげなければいけないのです」(北原医師)

慢性痛の治療には、筋弛緩薬を使う病院もある。
北原医師によると、この薬は直接的に筋肉を緩めるわけではなく、
中枢系(脳と脊髄)の神経に働きかけて、
簡単に言うと頭をボーッとさせることによって、間接的に筋を弛緩させるものだ。
そのため、ふらついたり眠くなったりして、車の運転が危うくなったり、
高齢者が昼間に飲むとボーッとしてしまったりするそうだ。

次回は筋筋膜性疼痛症候群について。(石井悦子)
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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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鼻詰まり (1)
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血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
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無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
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┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
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