発売から30年 睡眠導入剤「デパス」に深刻な副作用が次々と

2020年01月10日
デパス(向精神薬)
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睡眠導入剤「デパス」に代表される
ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤の服用を原因とした
深刻な副作用が報告されているニュースです。


発売から30年 睡眠導入剤「デパス」に深刻な副作用が次々と
1/7 Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200107-00000006-friday-soci

厚労省が精神障害を認めた
「地下鉄で現場に向かっていたんだけど、服が汚れたのでキャンセルします」

都内の芸能事務所に所属する癒やし系タレント(21)がここ最近、
耳を疑うような理由で仕事をドタキャンするようになった。それだけではない。

ヘアメイクをしてもらっている間にヨダレを垂らして寝てしまったり、
突然、「こんな仕事やってられねえよ!」と怒鳴り声をあげたり、
明らかに自分をコントロールできなくなっているのだ。

これでは仕事にならない。担当マネージャーが問い詰めると、
豹変の裏にクスリの存在があることがわかった。

「睡眠導入剤の『デパス』です。
もう数年にわたって服用していたらしいのですが、効きが悪くなったとかで、
ここ最近は飲む量を増やしていたそうです……」

デパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤の服用を原因とした、
深刻な副作用が次々と報告されているのをご存じだろうか。

睡眠導入剤は「脳の機能を低下させて眠気を誘うもの」と
「自然な眠気を強化するもの」の二つに大別される。

ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤は「脳の機能を低下させるタイプ」で、
催眠作用のほか、抗不安作用もあることから、最もポピュラーな睡眠薬となっている。

『ハルシオン』や『セルシン』、『ドラール』など数種類あるが、
代表的なのがデパス(一般名エチゾラム)だ。

デパスは田辺三菱製薬が開発。’83年9月に承認され、’84年3月から発売された。
不眠や不安、頭痛を解消するとして、広く服用されてきたのだが
’16年10月14日、「麻薬及び向精神薬取締法」(麻薬取締法)によって、
突如、「向精神薬」に指定された。
コカインやヘロインと同様に規制対象となったのである。

翌’17年3月、厚生労働省は薬事・食品衛生審議会・医薬品等安全対策部会の審議を受け、
デパスなどのベンゾジアゼピン系睡眠導入剤について「依存性が生じることがある」と注意喚起。
添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知した。
発売以来、30年にわたって「普通薬」として販売され、
ジェネリック薬も多数売られている睡眠導入剤はこうして、〝麻薬〟と同列となった。

本誌の取材に厚労省医薬・生活衛生局はデパスを名指しして「精神障害の原因」と断じた。

「入院施設がある精神科病院で薬による精神障害の実態を調査したところ、
処方薬の乱用で精神障害を受けたであろうという原因薬剤が
デパスと考えられることから、向精神薬に指定となりました」

◆すべての服用者にリスク
このクスリの恐ろしさは、医師の指示通りに服用しても依存症になってしまう点にある。
やめようにも「離脱症状」と戦わねばならなくなる。
服用量を急激に減らしたり、中止することで痙攣(けいれん)発作、せん妄(時間や場所がわからなくなる、
論理的な会話ができないなどの症状)、不眠、幻覚、妄想などに襲われるのだ。

独立行政法人『医薬品医療機器総合機構』(PMDA)は’17年3月、
「漫然とした継続投与による長期服用を避けること」や「用量の遵守」を呼びかけると同時に
「社会不安障害に苦しむ30代男性」の症例を示した。
この男性はデパスを3年にわたって服用していたが、服用をやめたところ、
意識消失、痙攣、朦朧(もうろう)状態などの重い副作用が出たという。
しかも、離脱症状は長期服用しているすべての人に起こる可能性があるという。

ブレインケアクリニック』の今野裕之名誉医院長に話を聞いた。

「どのくらい飲めば依存症になるかは個人差がありますが、
数ヵ月、毎日服用しているような人は要注意です。
薬に耐性ができるので、効果を求めて服用量を増やしてしまう人も出てくる。
この段階になると、急に服用を中止することで離脱症状が起こる可能性が高い。
数ヵ月から年単位の時間をかけて、少しずつ薬を減らしていく必要があります」

海外ではベンゾジアゼピン系睡眠導入剤が認知症リスクを高めるという指摘もある。
高齢者を対象に服用者と、非服用者にわけて追跡調査した結果、
認知症のかかりやすさに有意な差があったとする研究が存在するのだが、
今野医師は「明確な答えは出ていない」と話す。

「ただ、高齢者がデパスを飲むことによって、せん妄を発症する可能性が高まることは事実です。
処方は慎重に行う必要があります」

北里大学医学部精神科の宮岡等主任教授は、
先の薬事・食品衛生審議会で次のように発言している。

「この薬剤に関する危険性の認識には、医者ごとに温度差がある。
(中略)高齢者の方に寝る前に安易にデパスが出ているというようなことがよくある」

薬剤師である私も医師のモラルに大きな差があることを痛感している。
向精神薬となったデパスには30日の処方制限がついた。
一例であるが、それまで一日1回、一回につき1錠服用していた患者ならば「30日で30錠」の処方となる。

ところが処方制限の実施以降、患者の求めに応じて「一日3回、一回2錠」などと
多く処方する医師が散見されるのだ。これでは処方制限の意味がない。

患者、薬、医師の歪んだトライアングルが睡眠導入剤依存の被害者を生み出しているのである。

『FRIDAY』2020年1月3日号より

取材・文:吉澤恵理
(薬剤師・医療ジャーナリスト)

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のぞみ
この記事を書いた人: のぞみ
<発症原因>
中学時にいたずらによる椅子引きで
尾骨を骨折する
原因不明の多彩な症状が現れ
寝たきり車椅子生活となる
ドクターショッピングを重ね
脳脊髄液減少症だと
診断確定したのは発症から10年後

<診断・検査・治療病院>
国際医療福祉大学熱海病院

<検査結果>
画像診断より
腰椎から複数の髄液ダダ漏れ
脳下垂・硬膜肥厚・静脈拡張
髄圧一桁・残存率一桁の所見あり
脳脊髄液減少症と診断確定

<再検査>
先進医療が実施され再検査の結果
胸椎からの髄液漏れ有り
診断基準に該当
脳脊髄液(漏出症)と診断確定

<病歴20年・治療後10年・男性>
ブラッドパッチ療法2回
アートセレブ(人工髄液)髄注1回

<治療経過>
発症から20年、治療から10年経過
診断前後の7年間は介助が必要な
寝たきり車椅子生活となりましたが
治療+自己流リハビリを重ねて
多彩な症状は消失しましたが
僅かな頭痛・倦怠感の残存症状があり
共存しながらも社会復帰に至りました
全完治まであと一歩です
新ガイドライン策定news(2018年12月~) (4)
ブラッドパッチ療法保険適用決定(2016年) (3)
┗  ブラッドパッチ療法保険適用 (2)
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めまい・吐き気・動悸 (4)
眼前暗黒感のめまい (1)
光過敏・複視・霧視・残像・視力低下 (2)
緑内障 (6)
加齢黄斑変性 (2)
目の不調は脳が原因 (12)
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┣  眼球使用困難症 (2)
┣  中枢性羞明 (3)
┗  アーレン症候群 (2)
聴覚過敏・車酔いとめまい (1)
耳鳴り (4)
耳菅開放症 (2)
外リンパ瘻 (2)
メニエール病 「中耳加圧治療」 (2)
APD・聴覚情報処理障害 (1)
鼻詰まり (1)
味覚 (1)
嚥下障害 (1)
非歯原性歯痛 (1)
口内炎・ヘルペス・口角炎・味覚障害 (2)
歯肉炎・親知らず抜歯・ドライマウス (1)
顔のしびれ (1)
顎関節症・三叉神経痛・噛み締め (2)
慢性上咽頭炎・EAT(上咽頭擦過療法) (2)
咽頭痛・異物感・息苦しさ・期外収縮不整脈 (1)
リンパ扁桃腺の腫れ・下顎と首のしこり (1)
長引く咳・むせる咳・咳喘息との関連 (2)
甲状腺機能亢進症(別名バセドウ病) (1)
帯状疱疹 (1)
座位・起立・労作不耐・末梢神経障害 (1)
胸郭出口症候群 (3)
梨状筋症候群 (2)
頚椎症・ストレートネック (1)
肩・肩甲骨・背中・手足の痛み (4)
トゥレット症候群と不随意運動 (1)
血糖値上昇 (2)
反応性低血糖症 (1)
副腎疲労/副腎疲労症候群 (1)
IgG抗体検査に関する注意喚起 (1)
胃痛・胃液逆流・下痢 (1)
機能性ディスペプシア (2)
過敏性腸症候群(IBS) (2)
潰瘍性大腸炎(UC) (3)
頻尿・膀胱炎 (3)
┣  ED症状 (1)
┗  女性化乳房症(男性) (1)
無痛分娩・帝王切開(硬膜外麻酔) (4)
┣  月経前不快気分障害「PMDD」 (1)
┣  PTSDと腸内細菌 (1)
┗  HPVワクチン (1)
パニック障害 (1)
うつ病・抑うつ状態 (6)
経頭蓋磁場刺激法(TMS) (3)
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) (5)
経頭蓋直流刺激(tDCS) (1)
むち打ち症 (3)
高次脳機能障害 (6)
軽度外傷性脳損傷 (12)
外傷性脳損傷 (4)
遅発性脳障害 (1)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (55)
小児の慢性疲労症候群 (1)
カルニチン欠乏症 (2)
筋痛性脳脊髄炎/線維筋痛症 (42)
慢性疼痛 (10)
腰痛(慢性痛) (2)
神経障害性疼痛 (7)
複合性局所疼痛症候群(CRPS) (2)
神経疾患(脊磁計) (1)
脊髄刺激療法(SCS) (2)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS) (1)
強直性脊椎炎(AS) (10)
筋萎縮性側索硬化症(ALS) (3)
椎間板ヘルニア (1)
パーキンソン病 (3)
認知症・認知障害・アルツハイマー病 (8)
ヘルプマーク (3)
不定愁訴 (5)
インフルエンザ (1)
ドクターショッピング(一部のみ) (8)
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